比和 牛飼う人
岩倉六右衛門さんは、1843年(天保14年)に雌の子牛を買い求めて飼育し、岩倉さんのお嫁さん”いし”さんが嫁入りの際に連れてきた雄牛と交配させてできた牛を「岩倉牛」と言い、日本最古の蔓牛づくりが始まったのです。
比和で牛を飼う人のほとんどは、三次の子牛せり市場へ出します。女性の牛飼いさんは、子牛に愛情いっぱいかけて飼うため、可愛いくて可愛くてと言われます。比和の女性の牛飼いさんと牛さんを紹介します。
神話と最古の蔓牛誕生の地で
黒毛和種をいただく
食事処「しごんぼ」 (写真は、和牛焼肉定食)
牛飼いの歴史がある比和では近年、牛飼い農家が激減しています。歴史と文化を絶やさない地域づくり向けて、まずは、日本最古の蔓牛が誕生した地を発信すること、そして、この地で黒毛和種を召し上がっていただくことが必要と考えています。
比和ゆめ街道にある宿「かさべるで」の「食事処しごんぼ」で、是非ともお召し上がりください。